2022年度世界経済フォーラムでAkilaがテクノロジー・パイオニア企業の1社に選定されました

2022年5月10日-世界経済フォーラムは、デジタルツインと人工知能(AI)技術を活用し、大規模で且つ国際的なポートフォリオに対し、データに基づいた意思決定やESGに向けた取り組みをサポートするプラットフォーム「Akila」を、2022年度の「テクノロジーパイオニア100社」の1社に選定しました。アジアにおいてユニークな地位を築くAkilaは、ダッソー・システムズ社の先進的な3Dおよびシミュレーション・ツールを活用し、強力な「コックピット」を構築すると共に最適化と行動に結びつくデータを提供することで、クライアントのネット・ゼロ・カーボンに向けた取り組みを加速します。

世界経済フォーラムのテクノロジー・パイオニア賞は、先進的なAI、IoT、ロボット工学、ブロックチェーン、バイオテクノロジーなどの技術を活用し、世界の未来に影響を与えるアーリー・ステージの企業を表彰するものであり、ビジネスと社会に大きな影響をもたらします。2022年度の受賞者の一員として、今後Akilaは世界経済フォーラムの年間イベントや議論に参加し、同フォーラムの取り組みに貢献すると共に、とりわけ脱炭素化に向けた重要な課題に臨むべく、世界のリーダー達と協力していきます。

今回の受賞は、Akilaが世界のテクノロジー・リーダーと肩を並べることを意味するものです。これまで、テクノロジー・パイオニア賞は、Airbnb、Google、Kickstarter、Mozilla、Palantir Technologies、Twitter、Wikimediaなど世界的に有名な企業が受賞してきました。テクノロジー・パイオニア賞は、世界経済フォーラムの趣旨との関連性に加え、イノベーション、インパクト、リーダーシップ等の基準に基づいて選定されました。尚、テクノロジー・パイオニア賞の受賞者リストは、こちらをご覧ください。

「Akilaを2022年のテクノロジー・パイオニア賞に選定することは、とてもエキサイティングなことです」と、世界経済フォーラムのテクノロジー・パイオニア・コミュニティ・リーダーであるSaemoon Yoon氏はコメントしました。「Akilaと他のパイオニアたちは、今日の世界で最も複雑な課題を解決するため、業界の最前線に立っています。世界経済フォーラムが、世界の状態を改善するというコミットメントにおいて、彼らの貢献に期待します」と述べました。

「世界経済フォーラムに認めら、非常に光栄です」と、Akila共同社長兼共同創業者であるFrancois Amman氏は述べました。「今回の受賞は、我々がどれだけ遠くから来て、どれだけ速くできたかを示す中間地点のようなものです。この旅は、まだ始まったばかりのように受け止められるかもしれませんが、我々はデジタル・ツイン・テクノロジーは、ESGの取り組に活用すべきだと考えてきました。このプラットフォームを通じて、世界中のイノベーターや意思決定者とつながり、人類が直面する最大の課題の1つである気候問題に立ち向かっていきたいと思います」

Akilaについて

Akilaは、リアルタイムのデータとAIを活用してESG関連のレポートを行うと共に、パフォーマンスやサステナビリティを最適化し、ヒューマン・セントリックな施設や都市にするデジタル・ツイン・プラットフォームです。マイクロソフト、ダッソー・システム、アデン・グループとの戦略的提携を行い、AKILAは現在中国と東南アジアで350万平方メートルに及ぶの不動産施設を管理しています。

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世界経済フォーラムについて

世界経済フォーラムは、世界経済の改善にコミットし、官民協力を行うための国際機関です。このフォーラムは、グローバル、地域及び業界のアジェンダの立案に向け、社会の重要な政治家、ビジネス、その他のリーダーが参画しています。(www.weforum.org)。

テクノロジー・パイオニアについて

世界経済フォーラムは、イノベーションは未来の社会福祉を向上させ、経済成長を促進するため極めて重要な要素であると考えています。2000年に創設されたテクノロジー・パイオニア・コミュニティは、ビジネスや社会に重要な影響を与えることが期待される新しい技術の設計、開発や展開を行う世界各地のアーリー・ステージ、及び、成長ステージの企業で構成されています。

世界経済フォーラムは、テクノロジー・パイオニア・コミュニティのメンバーに対し、官民セクターのリーダーと関わると共に、現在の危機を克服し、将来のレジリエンスを構築するための場を提供しています。